【体験談】子宮鏡検査の痛み・費用・時間を正直レポート|卵管造影検査との比較も

不妊検査

・子宮鏡検査って痛いの?
・卵管造影検査とどちらが痛い?
・費用や所要時間はどれくらい?
・出血は何日続くの?

子宮鏡検査を控えている方の多くが、こんな不安を持っていると思います。
特に一番気になるのは 「痛み」 ではないでしょうか。
痛みの感じ方は人それぞれで、「軽い圧迫感や不快感」という人もいれば、「とても痛かった」と感じる人もいます。

そこで今回は、卵管造影検査で貧血を起こし、レントゲン室まで車椅子で運ばれた私が、子宮鏡検査を実際に受けた体験を、時系列で正直にまとめました。

👇️卵管造影検査の体験談はこちら。(別タブで開きます)
卵管造影検査ってどれくらい痛い?不安だった私のリアル体験談

結論から言うと、卵管造影検査の方が痛かったです。
痛みに弱い私でも、痛み止めや麻酔なしで子宮鏡検査を乗り切れました。
これから検査を控えている方や、パートナーへの理解を深めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

子宮鏡検査とは?

子宮鏡検査とは、直径3〜5mmほどの細くて柔らかい小型カメラ(子宮鏡)で、子宮内を細かく見ていく検査です。
子宮の入り口が狭い場合は挿入時に痛みを感じることがあり、また内部を広げるために生理食塩水を流し込む際に軽い圧迫感や不快感があります。

検査時間は約5分。
不妊症の検査の一環として行われることが多く、ポリープや筋腫、卵管入口の状態を確認できます。
クリニックによっては「子宮ファイバー」と呼ばれることもあります。

予約〜当日の流れをざっくりまとめ

  1. 生理3~5日目に通院し検査日決定
  2. 受付→血圧測定・同意書提出
  3. 診察①→検査内容の説明
  4. 着替え(検査着・ヘアキャップ)
  5. 子宮鏡検査(約5分)
  6. 着替え
  7. 診察②→結果説明と薬の受け取り
  8. 会計

費用:4,620円(検査、薬代込み)
所要時間:約50分

【体験談】当日のリアルレポート

生理3~5日目に通院し検査日決定

 生理開始日に病院へ連絡し、生理5日目に通院することに。

通院時に、現在の出血量などから検査日を決めました。私の場合、生理9~10日目が望ましいとのことで、生理9日目に検査決定。

診察後に採血を行い、採血室で看護師さんから検査当日の説明を受けました。
看護師さんに卵管造影検査時の経験を伝えたところ、「誰かが絶対に付いているし、リラックスして深呼吸しながら検査しましょう。」と言ってもらえて安心しました。

■当日の注意点・持ち物(病院からの案内)

  • 食事は軽めに(吐き気を防ぐため)
  • 検査前までに妊娠検査薬で陰性確認すること
  • 検査後はシャワーのみ
  • ナプキン1〜2枚(洗浄液で下着を汚さないために)
  • 髪留めゴム(ヘアキャップ装着時に使用)
  • 飲み物(水・お茶・スポーツドリンク)

検査当日の受付

 午後半休を取って病院へ。受付後、血圧を測り、同意書を提出

診察①、検査内容説明

 先生から簡単に検査内容の説明を受け、更衣室へ移動。

 

着替え

更衣室でスリッパに履き替え、検査着とヘアキャップを装着

検査着は前開きのワンピースタイプで、ヘアキャップは不織布のような素材でした。個人的にヘアキャップの広げ方に手こずりました。検査着に着替える際、上は下着、キャミソールまで着用OKで、下は靴下以外は脱ぎました

子宮鏡検査開始

処置室の診察台はカーテン仕切りがなく、初めて見たので少し驚きました。

診察台に乗り、とにかく深呼吸を意識しました。
膣内洗浄の際にやや不快感、カメラ挿入時には、広げられている感覚(圧迫感)がありましたが、耐えられる程度でした。貧血は起こらず、モニターで自分の子宮内を確認できました。初めて見る内腔はウーパールーパーみたいな色をしてきれいでした。

更衣室へ戻り着替え

  更衣室に戻った頃に、軽い生理痛のような痛みが出てきました。ショーツが汚れるのが心配で、着替えと同時にナプキンを装着しました。

診察②→結果説明と薬の受け取り

 待合室に戻り5分ほど経った頃、本日2回目の診察。検査時の画像を一緒に見ながら説明を受けました。 説明では「子宮内はきれいだが一部隆起あり、今後の治療次第で削る可能性がある」と言われました。”削る”という表現が怖かったです。
また、卵管の小ささに驚き、『卵管造影時にはここに管が入ったのか』と恐ろしくなりました。

 説明後、抗生物質を4日分処方され、待合室へ戻りました。

会計

  診察から5分後に会計をし、帰宅。

 金額:4,620円(検査、薬代込み)

帰宅後の症状と過ごし方

 検査後に感じた軽い生理痛のような痛みは、1時間半ほどで消失出血は、少量のおりもの状のものが3日ほど続きました。

卵管造影検査と比べると症状は軽く、帰宅後は普通に生活ができ、『やりきったぞ、乗り越えたぞ』と達成感がありました。

検査を受けて感じたこと・振り返り

  • 卵管造影検査よりは痛みは軽度で受けやすかった。
  • 過去の検査時の症状を事前に伝えておいて安心だった。
  • リラックスと深呼吸のおかげで検査が受けやすかったのかも。
  • ナプキンを事前に装着しておけばよかった。
  • 検査後に予定を入れても問題なさそう。

病院によっては麻酔や痛み止めを処方してくれる場合もあるようなので、事前に確認すると安心です。

まとめ

今回は、子宮鏡検査の体験談を紹介しました。

痛みは軽度で所要時間も短く、想像より受けやすかったです。婦人科での内診や人工授精(AIH)を経験していれば心の準備はしやすいと思います。ただし、ポリープ切除など処置がある場合は、痛みや出血が増える可能性もあります。

これから検査を受ける方や、パートナーの気持ちに寄り添いたい方の、少しでも参考になれば嬉しいです。ご質問や、他にも聞いてみたい体験談があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

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